ロシアウクライナ戦争の前身となったドンバス戦争に関する映画です。
ドキュメンタリー映画ではありませんが、事実に基づいて作られた映画という事で多少の脚色はあれど本当にあった内容の物だと思われます。
ドンバス地域はウクライナの一部でしたが、親ロシア派の人たちにより占拠され事実上のロシア領となってしましいます。
そのドンバス地域を舞台にした短編エピソードを群像的に並べた構成となっています。
作中ではあたかもウクライナが悪いような描写が多々でてきますが、これはロシア側のプロパガンダ工作である事が注意深く映画を見ているとわかります。
エンターテインメント性はあまりありませんが、ドンバス戦争について興味ある人には良い映画かもしれません。